小さき勇者！！パート７！

＜ ヒビキとナオキ！！＞

今まで旅をして来た仲間のヒビキが突然アンデリア

プリンセスのラシェルにお別れの言葉を放った。。

それはラシェルにとっては辛い思いでショックを受けた

ラシェルはもう生きているのが耐えきれなく自殺をしたのです！

そのラシェルが自殺した噂は遠い所にいるラシェルの最強の

ライバルのナオキに知れ渡ったのです。。

果たして。。ライバルラシェルが死にもう一人の勇者と

名乗るナオキはどう言う行動をするのでしょうか！？

物語のスタート！！

青々と広がる空の下に自殺を決意したラシェルの

死体があります。。鳴り響く風がラシェルに当たって

います。。その時、そこへあのラシェルの最強のライバル

ナオキが現れたのです。。『まだオレとの決着が付いてない

まま死んでんじゃねぇよ。。』ナオキは何と死んでいる

ラシェルを担いで弟の為に兄になっているエネルが済んでいる

家を訪ねたのです。。『あら、誰ですか？』エネルの母が

言いました。。『オレはナオキ。』『頼みがあって

やって来た。』ナオキはラシェルの自殺の事を説明して

ラシェルを土の中に埋めてやれと頼んだのです。。

『ありがとう、ラシェルここまで連れて来てくれて。』

エネルがお礼を言いました。。『オレはもう行く。』

『オレはただラシェルの死体を埋めろと言いに来ただけだ

。』『じゃあな。』『もう行くの？』エネルの弟のマナブ

が言いました。。『あぁ。』『のんびりしてる時間は

無いからな。』『それからオイオマエ名は？』ナオキ

はエネルに話しかけました。。『エネル。』『エネル、

ラシェルが生き返った時言っておけ。』『お前は

一人じゃないってな。』『あぁ。』エネルは頷きます。。

ナオキは静かにエネルの前から離れていきました。。

ナオキはエネルの家を通り過ぎるくらい進むべき道へ

まっすぐ進んで行きます。。高い木の上の果物を取ろうと

人影を見かけたナオキ。。しかし、もうちょっとで

果物が取れそうだった時足を滑らせて高い所から

落ちそうになったのです！ナオキはすぐに助けて

あげたのです。。『バカな事を進展じゃねぇ。』

『死にてえのか？』ナオキの言葉に果物を取ろうと

してた人はナオキを見つめます。。ナオキは

その人の顔をしっかり見ると女だったのです。。

『女かオマエ。』『だったら？』『別に。』

彼女の言葉にナオキは知らん顔をしました。。

彼女の姿にナオキは不思議そうに思ったのです

。。『侍の姿格好をしているな、キサマ。』

『それが何だって言うの？』『アンタには関係

無いでしょう。』彼女が言いました。。

『侍はずーと前にもう死んでいる筈だ。』

『なのになぜ、オレの前に侍がいるんだ？』

『ユーレイじゃないだろうな？』『それは？』

『質問に答えろ、答えなかったら殺す。』

『アンタに女が殺せるの？』『オレは女でも

男でも平気で殺せる男だ。』『どうする、

言うか、言わないか？』『なら今、ここで

オレがお前に勝負で勝ったら教えてあげる。』

『上等だ。』ナオキはラシェルから奪った

刀を使わずに自分の刀を使って彼女と勝負

使うつもりなのです。。彼女も刀を出しました

。。『オイ、勝負する前に教えろ。』『何を・・』

『オマエの名だ。』ナオキの質問に彼女は『ナズキ。』

『ナヅキかオマエに相応しい名前だなぁ。』『そう？』

『行くぜ。』ナオキはナヅキに切りかかりました。。

ナズキは向かい打ちます！結構ナヅキとナオキは

良い勝負のようです。。『やるな、オマエ。』

ナオキが言いました。。『アンタもねぇ。』

『だが、オレは女だからって加減は出来ねぇぞ

。』『望むところよ。』ナヅキが言いました。。

『ちょっと本気で行かせてもらうぞ。』ナオキは

ちょっと本気を出してナヅキをどんどん後ろまで

追い詰めて生きます！ナズキはちょっと池に片足を

入れてしまいバランスを崩した時そこを狙った

ナオキは刀から強い吹雪をナズキに当てたのです！

ナズキは体ごと池に墜落！＜ドッボーン！！＞

『オレの勝ちだ。』ナオキが言いました。。

『クッソ、』『ハァ〜〜』ナズキは池の水で

顔を洗ってスッキリした気分で『教えてあげる。』

『なぜ、存在しない筈の侍の一人がこの世界に

いるのか。』『それは。。』『それは？』

『私にもよく分からない。』『何？』ナオキは

ビックリ。。『私は本当は侍の時代にいたの。』

ナズキの発言にナオキは『それは当たり前だ。』

『オマエのその姿はまさしく侍だろう。』

『えぇ。』『オレは侍の時代からこの時代

にタイムスリップしちゃったのよ。』『ハァ？』

『本当か。』『本当だ。』『それで一人になっちゃって

果物を取ろうとした所にアンタが来たって訳。』

『成る程。』『だが、オマエがこの世界にいると

なると、周りからはオマエは死んだ事になる。』

『侍はずーと昔に死んだ奴だからな。』『当たり前

でしょ！』『全く。』ナズキはがっかりしてしまった

のです。。その瞬間！！ナズキが使ってる

池の中から大きな怪物が現れたのです！

『何だよ、コレ！？』ナズキはビックリ！！

ナズキは侍の時代からラシェルがいる時代へ

タイムスリップしたのでラシェルが戦っている

怪物など知っている筈がありません。。

ナオキは助けようとしたのですが手遅れで

ナズキは池の中から現れた怪物によって

池の中に引き摺り込まれてしまったのです！

『助け。』『。。。。』ナズキの声も聞こえなく

なりナズキは池の中に消えて生きました。。

ナオキはもう池の中に引きずり込まれたナズキ

って女の侍は助からないと思って立ち去ろうと

した時。。『何処へ行くんだ。』ヒビキが現れ

たのです！池の中の魔物に引き摺り込まれた

侍の時代からタイムスリップをしたナズキ

。。果たして。。ナオキはヒビキと協力

してナズキを助ける事が出来るのでしょうか！？

そして、ナズキの運命は！？

＜to be continued ＞

『何の用だ、ヒビキ？』