小さき勇者!(パート6!)

(お別れラシェルとヒビキ!!)
弟の為に兄としてバイトで仕事していた
エネルだったが!?ついに一緒に仕事してきた仲間と一人の客に女だと気付かれてしまったのです。。果たして。。エネルの運命は!?
物語のスタート!!
「ハイ、これで大丈夫ですよ。」アンデリアのプリセスラシェルが言いました。。
「ありがとう。」エネルの父が言いました。。「じゃあキズが塞がるまでベッドで横になって下さい。」「あぁ。」エネルの父は言われた通りにしました。。一方、エネルは
みんなに正体がバレて大変な助教です。。
「何で、男でもないオマエがここで働いてるんだ。」みんなの発言にエネルは「ゴメンなさい。」「もうオレは辞めさせて頂きます。」「今までありがとうございました。」
エネルは用意をして出て行ってしまいました。。「アイツ、意外と素直に出て行っちまったなぁ。」みんなは今まで一緒に仕事してたエネルがいなくなった事により少し寂しさを感じたのです。。
女とついにバレてしまったエネルはもう家に帰るしかないのかと心の底から思ったのです。。「ハァ〜」「仕方ないな。」エネルは
仕方なく自分の家に帰る事にしたのです。。
「あの。」「マナブ君のお父さんのキズの手当ては終わりました。」ラシェルがエネルの母に言いました。。「ありがとう、疲れたでしょう。」「座って。」「お茶を出してあげるわ。」ラシェルはエネルの母の言われた
通りに椅子に座りました。。
もう少しで自分の家に着くと思いペースをあげているエネル。。しかし本当にこれで良いのか分からなくなってきたエネル。。
その時!エネルの父をキズ付けた奴が現れたのです!「何んだ、コイツ?」エネルはビックリして後ろに下がりました。。エネルは
エネルの父をキズ付けた奴を静かに見つめたのです。。するとエネルはエネルの父をキズ付けた奴の強さは破壊知れないと感じたのです。。「ググ〜」「ここは逃げるしかない。」エネルは白い煙を出して姿を消したのです。。奴は必死でエネルを探します。。
エネルは何とか逃げ出す事が出来たようです。。「ただいま!」「ハァ〜ハァ〜〜」エネルは疲れ果てた声で自分の家に帰ってきたのでエネルの母はビックリ。。「どうしたのよ、エネル!?」エネルの母の質問にエネルは「さっき父さんをキズ付けた奴と会った。」「本当か?」ヒビキが言いました。。
「あぁ。」「多分、オレを狙ってる。」
「何とか逃げ切って家に帰って来たけど。」
エネルの発言にヒビキは「余計な事を。」
「えっ〜〜?」「奴はエネルを狙ってるんだとしたら。」「この家を壊してでもオマエを探すぞ。」「そんな、どうしよう〜」「オレが何とかしてやる。」「ヒビキ、アンタ?」
ラシェルが言いました。。「エネルやみんなは家にいろ。」「後はオレが何とかしてやる。」「良いなぁ、ラシェル。」「イヤ、私も戦う!」「武器も持ってねぇ奴が来ると
足手纏いなんだよ!」「黙ってここにいろ。」「返事は?」「うん。」「聞こえねぇ。」「ハイ!!」「よし。」ヒビキはエネルの家を守る為に出て行って奴の元へ向かったのです!ラシェルはさっきヒビキの言葉にちょっとショックを受けてその場で崩れるように座りました。。「元気だして、ラシェルお姉ちゃん。」男に成りすましているエネルの弟のマナブが言いました。。ラシェルは心の中で思ったのです。。すぐにショックを受け誰かに慰めてくれているラシェルは「弱いな、私。」と呟くのでした。。
エネルを殺そうとしていた悪意を必死で探し続けているヒビキ。。「居ないなぁ。」
その時!!何処からか大きな悲鳴が聞こえたのです。。その悲鳴は人間の物ではありません。。まさか!?エネルの父をキズ付けた
奴の悲鳴です。。ヒビキは悲鳴がした場所へ行ってみるとそこに居たのは!?
「オマエは!?」ヒビキが言いました。。
「また会ったな。」ラシェルの最強のライバルのナオキが居たのです!ナオキがエネルの父を傷付けた奴を殺してしまってのです。。
さっきの悲鳴も空耳では無かったのです。。
「まさか、またオマエと会えるとはなぁ。」
ナオキは血が付いている刀を綺麗にして鞘に収めました。。(チャキーン。。)「オマエ、奪ったラシェルの刀で倒したのか?」ヒビキが言いました。。「あぁ。」「自分の刀もあるけどな。」「二刀流使うのはめんどくさかったからな。」「ならラシェルの刀をオレに渡せ。」「なぜ?」「自分の刀で戦えば良いだろう。」「勝手に人の刀を使わなくても良いじゃないのか。」「言ったはずだ。」「オレに負けたラシェルがまた腕を上げてオレの前に現れオレに勝てたら返してやるよ。」
「だが、オマエがラシェルの刀を奪ったお陰でアイツは武器持ってないんだ。」「戦う時どうやって戦えば良いんだ?」「素手で戦って腕を上げれば良いんだ。」「てっめぇ。」
「フッン、じゃあな。」ナオキは立ち去ろうとしたのです。。「待てよ。」「何だ?」
「オマエは今から何処へ行こうとしている?」「関係だろう。」「余計なお喋りで
気を散らすんじゃねぇよ。」ナオキは静かにヒビキの前から姿を消しました。。
ヒビキはエネルの家に戻ってきました。。
「お帰り。」エネルが言いました。。
「どうだった?」「ヒビキ?」ラシェルの質問にヒビキはラシェルを見つめながら言いました。。「ラシェル。」「何、何よ?」「人の顔じろじろ見て。」「別れよ。」「えっ〜?」「どういう意味よ?」「別に。」
「それぞれ違う道を進んで行くだけだ。」
「オレが進むべき道にオマエが付いて来ると
目障りなんだよ。」「オレにとってオマエは
厄介もに過ぎない。」「ハイ?」「自分が今、何を言ってるか分かる、ヒビキ!」
「あぁ。」「オマエと始めてあった時に言った筈だ。」「オレはただオマエの側に居るだけだと。」「だから今日ここでオマエとはもう別れるって訳だ。」「オマエが一人で頑張って一人前の勇者になったらまた会おう。」
「ヒビキ、アンタ?」ラシェルが言いました。。「じゃあな。」「一人だが頑張ってみんなを危険から守る一人前の勇者になれる事を期待している。」「さらば。」ヒビキは静かに出て行きました。。「ヒビキ!」「待って!!」ラシェルも家から飛び出してしまいました。。「ラシェル姉ちゃん!」マナブも追いかけようとしたら兄のエネルが止めたのです。。「マナブ、これはオレたちには関係のない事だ。」「ラシェルを追うんじゃない。」「良いなぁ。」「ハーイ。」「良い子だ。」エネルは優しく言いました。。
「ヒビキ、お願い待って!!」「ヒビキ!!」ラシェルは叫んでいます。。
「付いて来るな!!」「ヒビキ。」ラシェルはヒビキの叫びに立ち止まりました。。
「何でオレの気持ちを分かってくれんだよ。」「でも私にはヒビキが必要なの。」
「オマエがどう言おうとオレの気持ちは変わらねぇ。」「もう言って良いか。」
「えっ〜〜!?」「頼むからオレの視界から消えてくれないか。」「頼むから。」
「ググ〜」ラシェルの体はガタガタ震えて涙が溢れ何処かへ行ってしまいました。。
「ん。。」「頑張れよ、ラシェル。」ヒビキは心の中でそう呟くと何処かへ行ってしまいました。。ラシェルはもうコントロール出来ずにエネルの家を通り越してしまいました。。「帰ってこないねぇ。」「お姉ちゃん。」マナブはラシェルの事が心配なのです。。「オレ、父さんの具合を見て来る。」エネルがエネルの母に言いました。。
「頼むわねぇ。」エネルの母が言いました。。エネルの家を通り越したラシェルは自分を限界まで走らせました。。途中天気も悪くなり雨が降ってきました。。ラシェルは足を滑らせ転んでしまいました。。「ググ〜」
ラシェルは泣いています。。ヒビキが普段
言わないような事をラシェルの前で言ってしまったのです。。「私〜私〜」「どうすれば良いの〜」武器も無くしやっと仲間になってくれそうなヒビキだったが突如、別れを宣言。。住む場所も友も武器も失ったラシェルに雨が突き刺さります。。もはや何処に行けば良いのかどうすれば良いのか分からなくなったラシェルは死にたくなったのです。。
「もう、良い。」「勇者になる夢なんて
どうでも良い。」ラシェルはラシェルの大切な刀をナオキに奪われてしまったが!?
武器になるナイフも持っていたようです。。
それを使って自殺をしようとしたのです。。ナイフを自分のお腹に誘うとしているのです。。「私が生きている資格は無い。」
「さようなら、みんな。」(グッサリ!)
「うっ〜ゲッホ〜ガッハ〜〜」ラシェルは本当に自殺したそうです。。降り続けていた雨も治ってラシェルの死体をマナブの姉のエネルが見つけて家族に地上を話してラシェル墓に埋めたそうです。。「ラシェルお姉ちゃん、死んじゃったの?」「寝てるの?」
姉のエネルの弟のマナブが言いました。。
「寝てるんじゃ無い。」「死んだんだ、自分で自殺して。」「自殺って何?」マナブにはまだ自殺や死んだかが理解できてないようです。。弟の為に兄に鳴ってあげているエネルが言いました。。「そのうち分かる。」「自殺が何なのか死ぬ意味もなぁ。」「うん!」
「寂しくなるわねぇ。」エネルの母が言いました。。「あぁ。」「オレのキズを直してくれた子が自殺するなんて。」エネルの父が言いました。。ラシェルが自殺した噂は遠い所にいるもう一人のラシェルのライバルナオキの耳にも入っていたようです。。
「死んだか。」「フッン。」「バカな奴め。」「だから弱いんだアイツは。」
ナオキが言いました。。「まぁ。」「良い。」「ラシェルに変わってオレが次の勇者だぁ。」「フフ。」ナオキは嬉しそうに進むべき道に行きました。。物語の主人公であるラシェルが死んだ世界はどうなってしまうのでしょうか!?果たして。。ラシェルの物語の行方は!?
(to be continued)

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