小さき勇者!!(パート5!!)
(期限を取り戻せラシェル!!)
突如、ラシェルとヒビキの前にもう一人の勇者と名乗る青年ナオキが現れたのです。。
その事によりナオキはラシェルが持ってたラシェルの死んだ父の形見である刀を奪われてしまったのです。。それにショックを受けるラシェル。。果たしてラシェルは気を取り戻しナオキから刀を取り戻す事が出来るのか!?
物語のスタート!!
ラシェルは森を抜けた道に横倒れ気絶してしまったのです!ラシェルは見ているのです
幼い頃の出来事を「お兄ちゃん。」ラシェルの心の声です。。ラシェルはまだ幼い時兄のキオラと楽しく過ごしてたそうです。。
幼いころの記憶の中に潜り込んでるラシェル。。ラシェルは楽しそうです。。
すると急に太陽が雲に隠れラシェルの周りが暗くなった時ラシェルが住んでいた国を滅ぼしたイグアナが現れたのです!今度は不完全な状態ではありません。。その状態でもっと
更なる力を手に入れようとラシェルに近づく一頭のイグアナと呼ぶ怪物。。
奴はイグアナを手で握りしめたのです。。
その直後。。ヒビキが現れラシェルを助けてくれたのです!奴は怒りヒビキに攻撃しようとしたらヒビキはうまく交わしたのです!
ヒビキは奴の狙いがラシェルだと分かっていて急いでラシェルを起こしました。。
「起きろ、ラシェル!」「ラシェル!!」
「アレ、ヒビキ?」ラシェルは目が覚めたようです。。イグアナの奴は唸り声を出しました!ラシェルはそれに気付きました。。
「何よ、アレ?」ラシェルの質問にヒビキは
「アイツがオマエの国を滅ぼしたんだ。」
「ググ〜」「アイツがぁ〜」「許さない。」
「ヒビキ、下ろしてくれる。」ヒビキはラシェルの言われた通りにしました。。ラシェルは自分の国を滅ぼした奴と正面から向き合います。。「アナタが私の国を滅ぼしたのねぇ。」「許さない。」ラシェルは刀で奴を倒そうとしたら何と!今、ラシェルの刀は今
ナオキに奪われて今持ってないのです!
「しまった〜」奴はラシェルが戦いを挑んでくるから奴から先に攻撃したのです!
ラシェルは気付くのが遅く奴の尻尾で締め付けられてしまいました。。(ギュ〜〜)(ギュ〜〜)「しまった〜うっ〜〜」ヒビキは助けようとはしないようです。。ラシェルは何とかしようとしますが体に力が入らないのです。。奴は尻尾で締め付けてるラシェルを
口の中にそのまま飲み込もうとしたのです。。「そんな〜」「ググ〜」「やめろ〜」
「ググ〜」ラシェルはもう奴の口の中に入ってしまう次の瞬間!!ラシェルは奴の尻尾に噛み付いたのです!その事によりラシェルは奴の尻尾から抜け出す事が出来たのです!
「よし。。」ラシェルは素早く高くジャンプして奴の二つ目に素手で攻撃しました!
奴は悲鳴をあげます!けどこれで奴は何も見えなくなったのです。。「ハァ〜ハァ〜〜」
「フゥ〜」ラシェルは静かに目を閉じました。。奴は心の目でラシェル目掛けて走っていきます!そして。。ラシェルは閉じていた目を開いたと同時に走ってきた奴を蹴り飛ばしたのです!ラシェルは両手で丸い光の塊を作ってそれを光線のように奴目掛けて放ちました!「喰らえ。」「ハァー!!!!」
奴にラシェルが放った光が当たって綺麗に
奴の姿が消えていったのです!ラシェルは勝ったのです。。「ハァ〜」「終わった。」
ラシェルが倒れそうになりヒビキが受け止めてくれたのです。。「よくやったな。」
ラシェルはヒビキの言葉を聞いておらず気絶しています。。「無理もないか。」「良く頑張ったな。」ヒビキは気絶しているラシェルを背負って森を抜け見えて来たのは一軒の家です。。「今日はあそこで休むかぁ。。」
ヒビキは一軒の家のドアをノックしました。。「ハーイ。」出てくれたのは女の人でした。。「オレは長い旅のものです。。」
「今晩、ここで休ませて下さい。」「良いですよ、お疲れでしょう。」「入って。」
女の人は親切にヒビキを家の中に入れてくれたのです。。「ママ、お客さん?」家の中に居たのは男の子です。。「そうよ。」
「マナブ、ちょっと部屋を貸してあげて。」
「僕の部屋?」マナブと言う少年は一軒の家に住んでいるごく普通の男の子です。。
マナブはヒビキがおんぶしているラシェルを見つめ「良いよ。」「そのお姉さんを休ませてあげて。」「僕の部屋で。」「サンキュー。」ヒビキはマナブの部屋を貸してもらいラシェルを寝かせると静かにドアを閉めました。。「お疲れでしょう、今、お茶を入れるわ。」「すみません。」ヒビキは椅子に腰を下ろしました。。「ねぇ。」「お兄ちゃん、彼女とかいるの?」「子供がそのような事を口にするな。」「僕は子供じゃないもう大人だよ。」「コラ、嘘はダメよマナブ。」
マナブの母が怒りました。。「ハーイ。」
「ハァ〜」「お兄ちゃん、遅いなぁ。」
マナブの言葉にヒビキは「お兄ちゃん、オマエにお兄ちゃんとか居るのか?」「居るよ。」「今、お兄ちゃんは何処かでバイトをしてるんだよ。」「バイト?」「うん。」
「働いてるの、それは男だけしか入れない場所でねぇ。」「じゃあもし女だったらどうなるんだ?」「女だったら。」「言いたくないんだけど。」「普通じゃ男だけしか入れない場所では女は働けなくて入れないようになってるんだけど。」「無理に入ろうとした女が居たら。」「殺されちゃう。」「出来たわよ、お茶。」マナブの母が言いました。。
「どうも。」ヒビキはお茶を飲みました。。
「ハァ〜」「美味しい。」ヒビキが言いました。。マナブが言うお兄ちゃん、実は本当は兄ではなく姉なのです。。名はエネル兄がいない弟の為に自ら自分が弟の兄になってくれたのである。。バイトに行っている理由は
お金を厚真て弟に好きな物を買ってあげる為なのです。。「ただいま。」マナブの兄の
エネルが帰って来たのです。。「お帰り、お兄ちゃん。」マナブが言いました。。「あぁ。」ヒビキは帰ってきたマナブの兄の顔を見てみるとビックリ!?弟から男と聞いたのですが実際は男ではなく女だったのです!
「お兄ちゃん、一緒に遊ぼう。」マナブが言いました。。「後で遊んでやる。」「少し休ませて。」エネルは自分の部屋に行ってしまいました。。エネルは誰が入ってこないようにドアに鍵をかけたのです。。所がヒビキがマナブたちに気付かれずにエネルの部屋にこっそり入ってたのです。。「アンタ?」「やっぱりな。」「オマエ、言葉が女に戻ってるぞ。」「男はアンタなんて言わねぇ。」
「ググ〜」「オレが女って分かってるなら
弟には黙ってて。」「お願い。」「何故だぁ?」「弟にはオレが男になってる事を
隠してるから。」「もしバレたら弟が悲しむ。」「そうか。」「だが!?」「オマエが奴の兄になるのは良いが。」「肝心の姉はどうなってるんだ?」「それは心配しないで。」「弟には姉は遠い所に旅をしに行ったと言っておいたわ。」「成る程、だがいつまで隠し通せるかな、弟に。」「隠し通さないといけない、どうしても。」「兄がいない
弟の為にやれるだけの事はやるつもり。」
「分かった。」エネルはヒビキの事を静かに見つめています。。「何だ?」「オマエ、戦闘力は高そうねぇ。」「そんな事が分かるのか?」「あぁ。」「オレは人の持つエネルギーや気持ちを感じ取る事が出来るんだ。」
「大したものだ。」「ではオレは今、どんな
気持ちになってると思う?」「分かるか?」
ヒビキの質問にエネルは「今はアナタの気持ちはアンデリアに住む少女の事で頭いっぱいなんでしょ。」「そんな気持ちが感じられる。」「ハッタリじゃないようだなぁ。」
「でしょ。」「エネル、晩御飯食べる?」
エネルとマナブの母が言いました。。
「ゴメン、お母さん今日オレ食欲がないから
食べない。」「あら、大丈夫?」「気分でも悪いの?」「大丈夫だ、ありがとう。」
「じゃあマナブと先に食べてるから。」
「ハーイ。」「そう言えばお父さん、今日は明日帰ってくるそうよ。」「そう。」「ヒビキさんはどうします?」「晩御飯、食べますかぁ?」エネルの母にヒビキは「今、行きます。」ヒビキは晩御飯を食べにエネルの部屋から出て行ってしまいました。。「ハァ〜」
エネルはため息をつきました。。
晩御飯をご馳走になったヒビキ。。
疲れてマナブの部屋で眠っているラシェルに
ヒビキはマナブの母が作った晩御飯を食べさせてあげたのです。。時間も遅くなりヒビキはラシェルと二人で寝てマナブはエネルと
二人で寝て母親は自分の部屋で一人で寝る事に。。エネルと一緒に寝ているマナブは
一度、目を開けてエネルの寝ている素顔を見つめます。。「ん。。。」「お兄ちゃん、本当はお姉ちゃんだったんだ。」マナブはさっきヒビキとエネルの会話を少し聞いてしまったのです。。マナブは真実を知った事を弟の為に兄になっている姉には黙っておくつもりなのです。。姉を悲しませない為にも。。
朝になりラシェルも元気を取り戻しました。。「あら、ラシェルさんねぇ。」
「昨日はよく眠れた?」エネルの母の質者にラシェルは頷きました。。「ラシェルお姉ちゃん、僕マナブって言うんだ。」「宜しく。」「えぇ。」「こちらこそ。」「あら?」ラシェルは早めにエネルの母が作った朝ごはんを食べているのを見つめて言いました。。「マナブ君、アレはマナブ君のお姉え。」ラシェルがマナブの姉と口にする時ヒビキはすぐにラシェルの口を塞ぎます。。
ヒビキはラシェルの口を塞ぎながらラシェルに耳元で静かに言いました。。「ラシェル、
アレはお姉ちゃんに見えるだろがお兄ちゃんだと思えば良い。」「何故ならアイツの弟の為だ。」「兄がいない弟の為に姉のアイツが男になってるんだ。」「その事実をまだ弟は知っていない。」「だから口が裂けてもアイツは姉と言うな。」ラシェルは頭を下に下げます。。オッケという意味です。。
「よし。」ヒビキはラシェルの口から手を離したのです。。その瞬間、エネルの父が帰って来たのです。。「ただいま。」「あっ!」
「パパ、お帰り。」「えっ〜〜!?」マナブは帰ってきた父を見つめてビックリ何故なら
父の姿がキズだらけなのです。。
「どうしたの?」「パパ。」「そのキズ?」
マナブの質問に父は「帰りに奇妙な化け物にあってキズ付けられてしまった。」
「イッテェ〜」「パパ。」マナブが言いました。。「あの。。」「良かったら私がキズの手当てをしてあげます。。」ラシェルが言いました。。「アナタは?」マナブの父の質問にラシェルは「この家にお世話になった旅のものです。」「恩返しをさせて下さい。」
「分かった、頼む。」「ハイ。」ラシェルはマナブの父を担いでマナブの部屋に入って
ドアを閉めキズの手当てをしてくれたのです。。「良かったねぇ。」「お兄ちゃん。¥
マナブが言いました。。「あぁ。」「母さんオレはmバイトに行ってくる。」「えぇ。」
「気を付けてねぇ。」「行ってきます。」
エネルはまた今日もバイトしに行ってしまいました。。「大丈夫なんだろうな、アイツ?」ヒビキは心配そうです。。
今、エネルが行っているバイト屋さんの人たちにエネルが男のフリをして働いている事がバレたら殺されるのです。。
「おようございます。」エネルが言いました。。バイト屋さんに着いたのです。。
「おはよう!」「今日も宜しく。」エネルが言いました。。みんなにはまだ女とはバレていないようです。。エネルがやるバイト屋さんはどんな所かそれはやってくる客に美味しいコヒーや飲み物を飲ませる店なのです。。
そんな時、最初に来た酔っ払い叔父さんが
エネルを抱きしめたのです。。「オイ、お客様、やめろ。」「良いじゃないか。」「オイ、誰か助けてやれ。」みんなは仲間のエネルを助けようとします。。所が叔父さんが
エネルの旨を触ったのです。。「ちょっ〜」
「ん。。。!!!」叔父さんはビックリして
エネルを投げ飛ばしたのです。。「何を?」
みんなはビックリ。。「みんな、よく聞いてくれ。」「さっきわしは彼の旨を触ったそしたら。」「彼は男ではない!」「何!!」
叔父さんの言葉によってついにエネルの正体が!?「オイ、エネル。」「今、客が言ったのは本当か。」エネルはみんなについに聞かれてしまいました。。エネルは両手を握りしめて言ったのです。。「弟の為なんだ。」
「弟だと?」「あぁ。。」ついにエネルが男だとやって来た客に気付かれてしまった。。
果たして。。エネルは殺されてしまうのか!?そして。。バイトで金を貯めて弟に好きなものを買ってあげる事が出来るのか!?
(to be continued )
「ググ〜ヤバイ〜」
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