小さき勇者!!(パート10!!)

(ジエナとナズキ!!)
ラシェルが死んでから間も無くヒビキたちは
今晩、何処かで寝泊りをする場所を探しに
行った色んな所を巡りながら旅をしている
男のヒビキと色んな気持ちや人が持つエネルギーを感じる事が出来るエネルと言う少女と弟のマナブ三人で侍の時代からタイムスリップしてラシェルがいる時代にやって来た少女、ナズキは三人に付いて行かずにエネルの家を襲った怪物の黒幕の人間の姿をしているジエナと会話をしていたのです。。
すると、敵のジエナは何とナズキに作り出したニセモノの怪物の中に体が壊れている奴が居てそいつの為に体を貸せと言ったのです。。さて、ここから。。物語のスタート!!
「私の体を?」ナズキが言いました。。
「あぁ。」ジエナは頷きます。。「断る。」
「そう言うと思った。」「当たり前だ、
アンタが作ったバケモンの為にオレの体をあげるくらいなら死んだ方がまし。」ナズキの言葉にジエナは「そこまで言うんなら。」「諦めるか。」「意外と素直なんだな、オマエ。」ナズキが言いました。。「オマエに言われたくないがな。」「もう話は済んか。」
ジエナとナズキの前に寝泊りする場所を探しに行った筈のヒビキが戻って来たのです。。
「ヒビキ。」ナズキが言いました。。
「一人で怪物を作るとはオマエ暇なんだな。」」「言い方に気をつけな、ガキ。」「正義に倒されるかもしれん敵に言われたくないな。」「そう簡単にやられないぞ。」「オレは。」「言ってくれんじゃないか。」「フッン、所でオマエらの仲間の一人が死んだと言う噂を耳にしたが誰が死んだか教えてもらおうか。」
「オマエのような奴に教える義務は無い。」
「良いからさっさと話すんだ。」「殺されたいのか?」「ラシェル。」「何?」ジエナが言いました。。「死んだオレたちの仲間の名だ。」「ほーう、どんな奴なんだ?」「オマエには関係ないだろうが。」ヒビキが言いました。。「まぁ。」「良い。」「名前だけ教えて貰っただけでも許すとするか。」ジエナはヒビキとナズキに後ろ姿を見せながらユーレイのように静かに姿を消したのです。。
「フゥ〜、無事かナズキ。」ヒビキの質問にナズキは頷きました。。「ねぇ。」「何だ?」「ラシェルって誰?」「オレ、あった事がない。」「そうだな、小さい頃から勇者になるのが夢で将来はみんなを導く勇者になると言ってた奴だ。」「カッコイイ。」
「だが、奴は自殺してこの世にはもう居ない。」「そうか。」ナズキは静かな声で言いました。。「いつかオマエもラシェルに会えたら良いな。」「ラシェルもきっと喜ぶ。」
「あぁ。」ヒビキとナズキの会話を何と
帰ったのでは無く気配を消しながら隠れていたジエナが聞いていたのです。。
「成る程な、フフ。」ジエナは笑いながら
アジトへ帰ったのでした。。
ヒビキとナズキは寝泊りする場所を見つけた
エネルと弟のマナブのもとに向かったのです。。「エネル。」ヒビキが言いました。。
「ヒビキさん、ここはどう?」エネルが遠い方に指をさしました。。そこは景色が眺められる山の上でした。。「あそこか。」「僕はお姉ちゃんに賛成かな。」マナブが言いました。。「オレも。」ナズキが言いました。。
「じゃあ、決まりだな。」ヒビキが言いました。。四人はエネルがさした方向へ進みました。。一方、ラシェルの最強のライバル
のナオキは次々現れる怪物のアジトを見つけているのです。。「手がかりなしか。」「仕方ねぇ。」ナオキはカメラマシーンを出して
それを飛ばさせてモニター出してモニターに
何か映るかもと考えカメラマシーンを飛ばせたのです。。カメラマシーンでこの世界に何があるかを探っているのです。。
「これであのバケモンのアジトも見つかるかもな。」ナオキは怪物アジトがモニターに映るまで寝てしまいました。。その頃、人間の姿をしたエイリアンジエナアジトに戻って来てました。。ジエナのアジトは静かで誰もいないようです。。ジエナの仲間となっている
のはニセモノのバケモンだけです。。
ジエナはさっきヒビキが言ってた事を思い出しています。。「ラシェルかぁ。」「フフ、不幸に自殺を覚悟で死んだ哀れな女の一人。」「面白い。」ジエナはラシェルが住んでいる世界を滅亡に知らしめる為に地上最強の敵を作ろう決意したのです。。
「着いたぞ。」ヒビキが言いました。。
ヒビキたちは今晩寝泊りする場所にたどり着いたのです。。そこは地面が綺麗な緑に覆われている山の上なのです。。「フゥ〜、疲れた。」ナズキは横になりました。。「お姉ちゃん、綺麗だね、空。」マナブが言いました。。「そうねぇ。」エネルは頷きます。。
もう空もだんだん暗くなってきました。。
「オマエら今日は頑張ったからゆっくり
休め。」「良いな。」ヒビキが言いました。。「ハーイ!」マナブは元気よく頷きました。。ナズキはちょっと不安そうな顔になっていました。。「どうした、ナズキ?」
「不安そうな顔して侍の時代に帰りたいのか。」ヒビキが質問しました。。
「いいえ、こんな綺麗な空を死んだあの子にも見せてやりたいって。」「ラシェルか。」
「えぇ。」「見てるさ、きっと。」「そうだと良いな。」「フン、その気持ちを夢の中でラシェルに伝えろよ、会えるかもしれねぇぞ。」ヒビキの発言にナズキは「オレは現実で本当にこの目で見て見たいんだ。」
「それは無理だな。」「何故だ?」「決まってるだろ、死んじまったんだ。」「アイツは。」ヒビキの最後の言葉に暗い気持ちになるヒビキたち。。ナズキは空を見つめています。。「一度で良いから会ってみたいな。」
「ラシェルに。」ナズキの心の声です。。
みんな寝静まった頃、人間の姿をしているエイリアンのジエナは地上最強の敵を作り上げているのです。。「もう少しで完成だ。」
「フフ、人類よ滅亡に染まる瞬間を待つが良い。」ヒビキの言葉を聞いたジエナ。。
果たして。。ジエナが言う地上最強の敵とは!?果たして。。ラシェルがいない地球を
ヒビキたちは守る事が出来るのか!?
(to be continued )
「時は来た。」

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