美しき邪悪な神2
「やめて」
「そうはいかない。じゃあさようなら。」
「誰か、助けて!」
「しょうがないなぁ。。」ドッキリ博士は守り神の口元を塞(ふさ)ぎました。
「う。。くぅ。。」
ジタバタジタバタ。。。守り神のしろみは苦しそうです。
美しい口元はマシーンで塞(ふさ)がれています。
それどころか、暴(あば)れれば暴(あば)れる程(ほど)苦しくなるマシーンなのです。
「う〜。。苦しい。。このままでは。。」
ギュ〜。。「では、そろそろサヨナラです。」
ドキュ〜ン‼︎ ついにドッキリ博士は撃(う)ってしまいました。
「やめろ!!」守り神のピンチにその時、グロイドがやってきたのです。
しかしもう遅(おそ)かったのです。
「ちょい遅(おそ)かったか。。」
グロイドはクールに帰って行きました。
それを見ていたドッキリ博士は、「おい!そこの兄弟(きょうだい)!さっきの男をここに連(つ)れてきなさい!行け!」「ハイ!」「ハイ!」兄弟(きょうだい)二人は、グロイドを追(お)いかけていきます。
「う。。。」
「あ、忘(わす)れていたのだったな。気分はどうだ?美しき『黒い』守り神。」
ドッキリ博士が言う黒い守り神。。まさか!美しき守り神が!!
「どうですか?邪魔な守り神を飲み込んだ気分は?」
「ふつうよ」
「そうですか。美しき守り神の羽の味はどうでした?」
「それは。。話したくないわ。」
「なに〜!」「私はもうあなたとは何の関係も(かんけい)ない。。」
「おまえ!誰(だれ)に向かって口を聞いているのかわかっているのか?」
「なによ。偉(えら)そうに。くそじじい!」
「うわぁ。。ちょっとカチンと来ちゃったなぁ。。」
ドッキリ博士は何かを持ってきました。
「なによ。そのへんてこりんなメカは?」
疫病神の質問(しつもん)にドッキリ博士は(黒い美しき守り神=疫病神)
「君。口の聞き方に気をつけたほうがいいよ。このメカは言うことを聞かない時のお仕置(しお)きみたいなレーザーライフルだ。」
「へんてこりんなメカで、名前もへんてこりんとは思わなかったわ」
「なんだと!」
「あなたって本当にわかんない男ね。ふふふ、、、」
「貴様(きさま)!」
ヒュー。。ドッカーン!!
ドッキリ博士がレーザーライフルを撃(う)つ時、疫病神の攻撃がメカを壊(こわ)したのです。
「やめろ!やめなさい!」
疫病神は「さようなら。ドッキリ博士」
「よせ!」ドッカーン!!!
ドッキリ博士の宇宙船(うちゅうせん)が壊(こわ)れました。それを森の中の木の上で、
グロイドが見ていました。
一方、チェイサーは
「くそ〜!間に合わなかったか。。急(いそ)ぐぞ!
すみれ「うん!」
その時、”ヒュ〜!!”「あ!よけろ!すみれ」ドッカ〜ン!!!
いきなり起爆札(きばくふだ)がはってあるクナイがチェイサーめがけて飛んできました。
それを投げたのは少女です。忍者(にんじゃ)の格好(かっこう)をしています。
奴(やつ)の名はマリカちゃんです。
「あなたたちね?しろみを連(つ)れて行って、ひどい目に合わせたのは?」
「俺(おれ)たちは、守り神を助(たす)けようと、、、」
「言い訳(わけ)なんか」「言い訳(わけ)なんかじゃない!」
「覚悟(かくご)しなさい!」「くそ!本当(ほんとう)なんだ!」
「え?」チェイサーの大声とともにマリカの動(うご)きが止まりました。
そしたら、、「負けたな、マリカ」
誰(だれ)かが降(お)りてきました。
その声にびっくりしてチェイサーは『誰だ!オメエ!」
「大丈夫よ。悪じゃないわ。この人はグロイドっていうの。とっても強い味方よ」
「へぇ〜。。」
「話は聞いた。お前らの力を貸(か)してもらう。」「いいぜ!」
つづく。。。
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