スクールオブライフ(第4作目!)
(優柔は決して壊れない。)
昨日の問題を引き起こしたのはあの三年B組の成績優秀のクールで無口な女子生徒の黒沢亜美が起こした事の事実は三年B組の男子生徒たちにはまだ気付かれて無くいつも通り学校の人生を送っていました。。
そこへまた明るくあの三年B組担任の皆川宇美教師がやって来るのをクラスの窓から亜美が静かに眺めて居ました。。
ここから。。物語のSTART!)
「おはようございます!」宇美は元気よく職員室に入りました。。「おはようございます!」「宇美先生!」保健室担任のミルミ先生が言いました。。宇美は頷きながら静かに椅子に腰を下ろすと校長が現れました。。「宇美先生。」「ハイ?」「昨日起きた事件は大変でしたね〜」「あっ!」「でも、無事解決してアキラも退学せずに済みましたから。」「ご心配なく。」「きっとこのまま問題も起こさずに私の生徒は卒業してくれると思います。」「では。」宇美は校長に微笑みながら職員室から出て行ってしまいました。。校長はさっきの宇美の微笑んだ顔を見せられて怒っているようです。。ナメられてるみたいに見えるからなのです。。
一方、三年B組のクラスの生徒は男子のアキラとつかさとマサシの三人は楽しくトランプをしていました。。「クッソ〜」「また、俺が負けかよ。」トランプ勝負で男子のつかさは負けてしまったようです。。
「残念だったな〜」つかさと同じクラスメイトの男子アキラは羨ましそうに言いました。。「もう一回やるか?」男子のマサシの質問につかさは「結構。」つかさはトランプ遊びは飽きて静かに本を読んでいる成績優秀の黒沢亜美に話しかけようとすると宇美が入って来たのです。。「おはよう!」それと同時につかさやアキラたちは男子は急いで椅子に座り始めました。。「おっ!」「先生が来たらちゃんと椅子に座る事が出来るようになったか。」「良し、良いことだ。」宇美は白いプリントを前の生徒たちに渡し始めました。。「このプリントを後ろに回して。」宇美の発言の前の男子生徒は後ろの生徒たちに回していきました。。「将来、何したいのかそのプリントに書いてみて。」「書き終わったら私にちょうだい。」「俺、将来何やりたいかまだ決めてねぇけど。」男子のつかさが言いました。。「諦めるな。」「少し考えれば考える程、色々浮かんで来ると思うから。」「決して手を抜かなければ必ず道は開ける。」「よーし!!!」男子生徒たちはやる気の声をあげて書き始めました。。けど、亜美は書く気にならずに本を呼び始めました。。宇美はその彼女の事が気がかりでした。。
そのまま1時間目の授業は終わり宇美は職員室に戻りました。。「宇美先生。」「生徒たちは?」「どうですか?」「問題は起こしていませんか?」校長の質問に宇美は「ハイ、もうもったいない程に何にも起こらずに一時間目を終わらせる事が出来ました。。」「油断は禁物、あの生徒はほっとくと何をしでかすか分からない状況に踏み込む生徒ですからね〜」「そう、そう。」校長の言葉に他の教師はなっとくしていました。。そんな話に構ってられない宇美は自分の生徒を危険から守ると心に強く誓うのでした。。
学校が終わって男子生徒のつかさとアキラ、マサシあの女子生徒の亜美の四人は並んで歩いていました。。
「なぁ。」「これからカラオケ行かないか?」マサシの誘いにアキラは頷きました。。「悪い。」「俺、今日家に帰る。」「えっ!?」「何で?」マサシは不思議そうに思いました。。そのつかさを見つめながら亜美も二人から離れました。。
「おい!」「亜美!!」アキラの呼び声に亜美は振り向きもせずに行ってしまいました。。家に辿り着いたつかさは父親と母親の会話しているのを聞いてしまいました。。「つかさの成績が下がってる。」「やはり、あの問題児のクラスに置いたのが間違いだったのかもな。」「でも、つかさだけの責任じゃ無いのよ。」つかさの母の言う事に父親は「お前のそう言う甘い所がアイツの運命を変えたんだ。」「おふくろは関係ないだろう!」母親を庇うつかさに母親は「つかさ、良いのよ。」つかさはこんな父親が許せなく怖い顔でつかさは父親を見つめました。。
そんなつかさの父親はつかさの事で理事長とつかさの担任の宇美と会話をし始めました。。「理事長、息子はこの問題児のクラスに向いてないかと思うんですけど。」「えっ!?」「そんな、言い方は無いと思います!」「宇美先生!!」父親に対する宇美の態度に校長は怒りました。。
「つかさ君は貴方の望むようにして結構です。」理事長の発言に宇美はビックリしました。。「ありがとうございます。」「今度はつかさに相応しい道を私が見つけてみせます。」「それでは。」「ちょっと待ってください。」宇美はつかさの父親を呼び止めました。。「何か?」「貴方の息子はそれを望んでるんでしょうか?」「当然です。」「あんなクズで問題児のクラスにあの子の人生を壊させる訳にはいかないんです。。」「つかさにとってその生徒は友達なんですよ。」「そんなの綺麗事に過ぎない。」「私はこれでもあの子の人生をちゃんと考えてるつもりだ。」そう言い残しつかさの父親は帰ってしまいました。。
その話を影から三年B組のクラスの男子のミズシマとりゅうきの二人が聞いていました。。みずしまとりゅうきは直ぐに同じクラスメイトである男子のアキラたちに伝えました。。「何だよ、それ。」アキラは呆れたように言いました。。「アイツ、このまま学校やめるのか?」三年B組の男子生徒のマサシが言いました。。「別に良いじゃない。」「やめたって。」本を読みながら亜美が言いました。。「彼の親が決めた事なんだからさぁ。」「お前は仲間がアイツと二度と会えなくなっても平気なのかよ?」三年B組の男子生徒のりゅうきの質問に亜美は無口になり何も喋ろうとはしません。。「俺は全員そろって学園生活楽しみてえよ。」りゅきの気持ちに男子生徒たちはつかさの事で頭が一杯になりました。。
夜に三年B組の担任の皆川宇美は父親に学校の出来事を伝えました。。「まぁ。」「親が自分の子の人生を決めるのは当たり前だからな。。」「そうだね。」「でも、その生徒さんが父親に自分の気持ちを打つけない以上。」「何にも変わんねぇからな。」「そうか、、、そうだよね。。」
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