(人の取る行動。)
気持ちよく寝ている学校の問題児の生徒たちが居るクラスの担任となった教師の皆川宇美。。すると時計の音が鳴ったのです。。「ハァ！」皆川は目を覚ましました。。目を覚ました皆川は窓を開けて暖かい光を浴びながら大きな背伸びをしました。。さて、今日も生徒と教師との物語の幕が開きました。。
ここから。。物語のSTART！！
「おはよう。」「お父さん。」皆川は幼い頃に母を亡くし今は父親と暮らしているのです。。朝の挨拶をしてくれた宇美に向かって宇美の父親は優しそうに微笑みました。。早起きした宇美は遅刻しないように父親朝ご飯を食べ始めました。。
「それでどうだ？」「学校は？」宇美の父親の一言に宇美は「かなり素直な生徒もいるようで。」「まぁ。。」「時間をかけて生徒と向き合っていくよ。」「良し、出来る何処までやってみろ。」「うん。」「ハハハ。。」宇美と宇美の父親は二人で笑い始めました。。
「じゃあ。」「行ってきます。」「お父さん。」「行ってらっしゃい。」元気よくうちを飛び出した皆川宇美は急いであの学校を目指して走り出しました。。
何とか遅れずに学校に辿り着いた宇美。。そこから保健室の担任のミルミ先生が現れました。。「おはよう。」「あっ！」「おはようございます。」「貴方、勇気あるな。」「あの問題児のクラスに任せられたからもう来ないと思ってたよ。」「そんな。」「まぁ。」「もし彼らに殴られたら保健室に訪ねて来るといい。」「手当てしてあげるから。」「ありがとうございます。」ミルミ先生と一緒に問題児クラスを任された宇美先生が職員室に入った瞬間。。校長が目の前に居たのです。。何やら怒っているようです。。「宇美先生、貴方の生徒やってくれましたね！」「えっ！？」宇美先生は生徒が一体校長に何をしたのか質問をしました。。
それは校長の乗り物が朝から絵の具で落書きされて居たのです。。「これはスゴイですね。」他のクラスの担任のみうら先生が言いました。。その校長の車を見た皆川宇美も驚きました。。「誰だ！！」「私の車に落書きしたのは！？」怒った校長は宇美のクラスの生徒たちにどなり込みました。。しかし皆川のクラスの生徒たちは知らないと言う一言で終わらせました。。
「ふざけるな、こんな事をする奴らは三年B組の生徒たちしか居ないだろう。」「知らないって言ってんだろう！」宇美のクラスの男子アキラが言いました。。アキラに続いて三年B組の男子生徒みんなが言いました。。「分かった、そこまで言うのなら。」「今日はお前らが私の車を綺麗にするまで全員帰さない！」「皆川先生、宜しくお願いしますよ。」校長は三年B組の生徒のみんなを皆川先生に任せるように言った後。。三年B組のクラスから出て行ってしまいました。。皆川は今日は用事があるという事を校長に言おうとしたら手遅れでした。。「ハァ〜〜」「しょうがない。」「お前らみんなであの車を綺麗にしよう。」その事に三年B組の生徒みんなは大騒ぎです。。
しかし。。校長の言われた通りに落書きされた校長の車を綺麗にしないで三年B組の生徒たちはスキを狙って家に帰ってしまいました。。結局宇美先生だけで綺麗にする事に鳴ったのです。。必死で綺麗にする宇美先生の姿を三年B組の窓にバランスをとって座りながら眺めている生徒が居たのです。。それは宇美先生のクラスの一人成績優秀のクールな女子生徒の黒沢亜美でした。。それをまだ学校にいた体育担任のウドウ先生が見かけたのです。。「コラ！！」「そんな所に座るんじゃない！」「落ちたらどうすんだ！」ウドウ先生の大声に気付いた亜美は静かにウドウ先生の事を見つめながら静かに降りました。。
彼女は自分の机においてあるバックを持って教室から出て行きました。。「何、何だ、アイツは！？」ウドウ先生は不思議そうに思うのでした。。けど一瞬亜美を見つめたウドウ先生は亜美の顔の輝きにみとれて真っ赤になってしまいました。。ウドウ先生も急いで家に帰ってしまいました。。ウドウ先生に叱られた亜美は静かに頑張って校長の車を綺麗にしている宇美先生のそばを通り過ぎようとすると宇美先生は亜美の気配に気づきました。。「亜美！」亜美を呼び止めた宇美先生に亜美は静かに宇美先生を見つめました。。「ちょうど良かった。」「良かったら一緒に車を綺麗にしない。」「私と。」宇美先生の頼みに亜美は宇美先生の下半身と上半身を見つめました。。汚く汚れて居たのです。。
「どうしたの？」「亜美、じーと見つめちゃって。」「貴方、一人でそんなになるまで吹いてたんですか？」「そうよ。」「それが何？」「今日だけ手を貸してあげる。」亜美はバックをその場においてもう一つのスポンジを使って校長の車の落書きを消し始めたのです！「亜美さん。」宇美は彼女の取った行動に驚いて動きが止まってしまいました。。「ほら、早く吹かないといつまでたっても終わりませんよ。」「あっ！」「そうだな！」宇美は嬉しそうに亜美と力を合わせて校長の車を綺麗にしました。。
あの三年B組の男子生徒のみんなは宇美先生と一緒に校長の車を綺麗にしなかったが！？あの成績優秀の三年B組の女子生徒の黒沢亜美のおかげで何とか綺麗になりました。。「フゥ〜」「終わった、ありがとう。」「亜美、手伝ってくれて。」「ありがとうって言われたの始めて。」「そうなの。」「貴方は私の自慢の生徒の一人よ。」「これからも宜しくね。」「じゃあ私はこれで失礼します。」「えぇ。」亜美はバックを持って静かに学校から離れて行きました。。その彼女の姿を宇美先生はいつまでも見つめて居ました。。
(next to be continued )
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