美しき邪悪な神4
「マリカはいま、お前の目の前の洞窟(どうくつ)にいる。」
「そっか。じゃあ行こうぜ!グロイド。」
「悪いが俺はいかない。あとはお前ら二人で頑張(がんば)れ」
「なんで。。」「俺は疫病神をここに来られないようにする。さあ。早く行け!」
「おう!行くぞすみれ!」「はい!」
チェイサーとすみれはグロイドが行った通りに行きました。
「よし!疫病神でもなんでも来やがれ!この先は決して誰も通さねえ!」
グロイドはチェイサーたちが入っていった洞窟を守れるのか!
ドッカーン!ドッカーン!
いろんな街(まち)を壊(こわし)し続(つづ)けている疫病神。
炎で焼(や)け落ちている街(まち)をみて
「ウワァ〜。。私が守り続けた世界が、、光が。。いや〜!」
悪いパワーに抑えられている美しき守り神は苦しいのです。
自分が守ってきた美しい世界がめちゃめちゃになっていくのを見ているからです。
しかし、、疫病神は攻撃(こうげき)を止めようとせず、街を壊(こわ)し続けています。
「う〜!!助けて!だれか!」
チェイサーは「いくぞ!すみれ!」
「うん!」果たしてチェイサーは無事太陽のところへたどり着けるのか。。
「いそげ!」幾度(いくど)も困難(こんなん)を乗(の)り越(こ)え、やっと。。
「ついたぜ〜!」「長かったわね。。」
「そうだな、、すみれ。。」「あ、そういえばマリカは?」
「グロイド。。マリカはどこだ。。?」
チェイサーたちが入っていった洞窟(どうくつ)の中には階段(かいだん)がありました。
それもすごい数です。
「すみれ。いくぞ!」「うん!」きっとこの階段(かいだん)を登(のぼ)っていけば、太陽があるのです。頑張(がんば)って登(のぼ)っていくチェイサー。
「この分だと楽勝(らくしょう)だな。よし。走っていくぞ!」「そうね」
ヒュ〜〜!風のように走っていくチェイサー。
「早い。もうすぐ着いちゃうぞ!」「そうね!」
その時。。ドッカーン! 「あ!なんだ?」
いきなり洞窟(どうくつ)が揺(ゆ)れました。疫病神がグロイドとバトルをしているのです。
そのせいで揺(ゆ)れが。。トコトコ。。。どんどん登っていくチェイサー。
だが、すみれが疲(つか)れ果(は)てたのです。
「ハァハァ。。。」「頑張(がんば)れ!すみれ」。あとちょっとだ!」
「先に行って。私はここにいるわ」「でも。。」「はやく!」「おう!」
「よっしゃ!」ヒュ〜〜。トコトコトコ。。「ハァハァ。。くっそ〜!」
トコトコトコトコ。。。。「俺だけじゃない!」
「俺の他にも頑張(がんば)っているヤツがいるんだ。この結末(けつまつ)は負けられない!」
「ふぅ〜。。。よっしゃ〜!着いたぞ」チェイサーはやっとで着いたようです。
そしてそこには、光の、大きな太陽があったのです。
「よくここまで来たわねチェイサー」「うん」
「では早速(さっそく)この太陽にはりついている悪のパワーをあんたの力で飛(と)ばして」
「俺にそんな力なんてねえよ」
「いいえ。あなたしかできないの」
「なるほど。。じゃぁ、やってみるか。。」
ついにチェイサーの力で太陽を助けようとする。。。果たしてうまくいくのだろうか!
「はぁ〜!!」チェイサーは自分の力をためています。それを見守るマリカ。
「がんばって!チェイサー!」「ぐ〜〜。。はぁ!」
”ピュ〜ん!ピュ〜ん!”
「やったわ!さあ、チェイサー。その力で太陽にはりついている悪のパワーを吹き飛ばして!」
「おう!」「はぁ〜!!」
チェイサーは順調(じゅんちょう)です。しかし。。。
”ビン!!”すごいエナジーを感じた。。グロイドと勝負している疫病神。。
「ん。。?あの少年目障りね。。」
疫病神が攻撃(こうげき)を打(う)とうと思ったら。。
「よせ!」グロイドが止めます。だが、疫病神の攻撃(こうげき)の前に手も足も出ません。
「よせ!!」「ふふふ、、くらえ。。!。。。」
「え?」いきなり疫病神の攻撃(こうげき)が止まりました。
どうしたのでしょう。。。
つづく。
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