美しき邪悪な神3

「よし。ついてこい!守り神の秘密(ひみつ)を教えてやる。」

「よし、行こう!」チェイサーたちはグロイドたちについていきます。

「じゃあ、お前たちに守り神の秘密(ひみつ)を教えてやる」

「うん」「チェイサー。どうして守り神は美しいと思う?」

「さあ?」「それはアイツが小さい頃(ころ)に「一度でいいから太陽の近くに行きたい。」って

言ったんだとよ。」

「ふ〜ん。それで?」

「あいつは、誰(だれ)かに宇宙船(うちゅうせん)を作ってもらって、太陽のそばに行ったんだ。

そしたら、太陽がヤツを、しろみを包(つつ)んだんだよ。」

「へぇ〜。それで?」

「で、しろみを包(つつ)んだ美しい光がしろみの中に入ったんだ。そのことでしろみ自身

(じしん)が太陽になったんだ。」

「へぇ〜」「だからアイツは誰よりも美しくなったんだ」

「ふ〜ん。そうだったんだ」

「でも、だったら、何で守り神なんだよ?」

「それは、美しい光が包(つつ)む前に、太陽が話しかけたんだとよ。」

「すげー!なんて言ったんだ?」

「私はあなたが気に入りました。私の力を全部(ぜんぶ)差(さ)し上げます。」


「世界(せかい)が荒(あ)れ果(は)て、汚(きたな)い世界になってしまう。。」

「え。。そんな。。」

「どうすればいいんだよ?」

「ちょっとグロイド!」「なんだ?」

「疫病神の体の中に美しい守り神の心があるわ」

「本当か?」「うん」「なるほど。。」

「おい!グロイド!」「ん?どうした?」「あの疫病神こっちを見てる」

グロイドたちが見てみたら、本当に疫病神がチェイサーたちの事を見ていたのです。

「何かようか?疫病神」

グロイドの質問(しつもん)に疫病神は

「たすけて。。たすけて。。」

「なに?」チェイサーたちには聞こえていません。

グロイドだけに聞こえているのです。美しい守り神の声が。。

グロイドの心の中に話しかけている守り神の声。

「グロイド。私はいま疫病神の動きを止めている。だから、今の内に私をころして」

「なに。そんな事、出来(でき)るわけないだろう。」

「だったら、黒いエネルギーで包(つつ)んでいるもう一つの太陽を助けてあげて。

もう頼(たよ)れるのは太陽が持っている大きな光だけ。。」

「わかった!」「うん」

その時疫病神の動(うご)きを頑張(がんば)って止めている守り神に変化(へんか)が。。。

「お前は引っ込(こ)んでろ!」

なんと疫病神の力が。。

守り神を封(ふう)じたのです。その事に気づいたグロイドはさっきしろみが言っていた事を

するしかないと、チェイサーたちに説明(せつめい)しました。

チェイサーたちは納得(なっとく)したようです。

「じゃあ、みんなで太陽を助けるぞ!」

「おう!」ドッカーン!!

「なんだ!」

疫病神の攻撃(こうげき)が始まったのです。その事に気づいてグロイドたちは急(いそ)ぎます。

ドッカーン!ドッカーン!

疫病神の攻撃(こうげき)をかわして行くチェイサーだち。

「あ!俺の父ちゃんと母ちゃん」

「あきらめろ!もう遅(おそ)い」「くそ!」

チェイサーを慰(なぐさ)めようとするすみれ。。

「チェイサー。気持ちはよくわかるわ。でも今は。。」

「オメエに俺の気持ちがわかるのか?」 ギュ〜〜。。

チェイサーはすみれの首を締(し)めようとしました。

「やめて!チェイサー苦しい!」

「あ。ごめん。。」「ゲホッ。ゲホッ!」

「ごめんな。。すみれ」「まぁ。。いいわ。。」「ありがとう」

「さぁ。マリカは先に行った。俺たちも急(いそ)ぐぞ!それと、チェイサー。

お前の父と母は必(かなら)ず助かる!心配(しなぱい)するな。いいな!」

「うん!」「よし!急ぐぞ!」「おう!」


つづく










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